フェルスタッペン、ニュル24時間初挑戦も無念のトラブルリタイア
F1王者マックス・フェルスタッペンがニュルブルクリンク24時間レースに初挑戦し、チケット完売という前代未聞の盛況を生み出した。しかし首位争い中に痛恨の電気系トラブルが発生し38位でフィニッシュ。優勝は同じメルセデスAMGの姉妹車80号車が飾り、フェルスタッペン自身は悔しい初陣となったが、ノルドシュライフェでの走りはライバルからも賞賛を集めた。
2026年5月11日〜2026年5月17日 (149記事を分析)
2026年レギュレーションへの批判がさらに高まる中、FIAが救済策「ADUO」の詳細を公表。一方でフェルスタッペンはニュル24時間に初挑戦し、F1の枠を超えた存在感を示した週となった。
2026年F1レギュレーション問題とFIAの救済策「ADUO」
電力不足・ヨーヨー現象・エンジン音の乏しさなどをめぐり、ドライバー・チーム・メーカーから批判が相次ぐ現行2026年規則に対し、FIAがパワーユニット性能救済システム「ADUO」の詳細を正式発表。初回判定はカナダGP後に行われる見通しで、ホンダとアウディへの追い風が期待される。さらにV8エンジン回帰論が急速に広がり、メルセデス・キャデラック・フォードが支持を表明するなど、現行規則の抜本的な見直し論争が一段と激化した。
F1王者マックス・フェルスタッペンがニュルブルクリンク24時間レースに初挑戦し、チケット完売という前代未聞の盛況を生み出した。しかし首位争い中に痛恨の電気系トラブルが発生し38位でフィニッシュ。優勝は同じメルセデスAMGの姉妹車80号車が飾り、フェルスタッペン自身は悔しい初陣となったが、ノルドシュライフェでの走りはライバルからも賞賛を集めた。
ホンダPUの信頼性危機に加え、ニューウェイ代表によるホンダへの公然批判が物議を醸し、元フェラーリ幹部コスタらから「絶対にやってはいけない」と断罪された。財政面でも「ストロール資金の限界説」や中国メーカー参入の観測が浮上するなど、チームの内外から不安材料が続出。一方でFIAの追加開発予算認可(約30億円)がホンダへの救済策として機能するか注目が集まっている。
マイアミGPを経て角田裕毅の2027年シートをめぐる争奪戦が本格化したと各メディアが報道。ハジャーのマイアミGP惨敗でレッドブルの「セカンドシート問題」が再浮上し、「角田裕毅は間違っていなかったのか」という論調も広がった。さらにクリスチャン・ホーナーの競業避止条項失効でF1復帰が解禁されたことも、チーム内外の人事情勢に影響を与えかねない。
マクラーレンがインテルと大型パートナーシップを締結し約20年ぶりにF1へのインテル復帰が実現。またアルピーヌがウイリアムズやFIAで実績を持つ空力専門家ジェイソン・サマーヴィルを副テクニカルディレクターに招聘し技術体制を強化、さらにグッチとのタイトルスポンサー交渉も報じられるなど、静かながら注目すべき組織・商業面の動きが続いた。加えてスイスが71年ぶりにサーキットレース禁止令を撤廃し、F1スイスGP復活論が再燃している。
次戦はカナダGPが迫っており、メルセデスが0.3秒短縮ともいわれる大型アップデートを投入予定で、ADUOの初回性能判定も行われるタイミングとなるため、勢力図が大きく塗り替わる可能性がある。またアントネッリとラッセルのチーム内バトルが再燃するかも最大の見どころだ。