Week #26 週報

2026年6月22日〜2026年6月28日 (105記事を分析)

この週の話題分析

ドライバー TOP5

チーム TOP5

2026年6月22日〜2026年6月28日の424記事を集計

今週のひとこと

ラッセルが物議を醸したポールから逃げ切り今季2勝目、フェルスタッペンも執念の2位で母国GP表彰台。一方アストンマーティン・ホンダは3周遅れの惨敗で、F1の光と影が凝縮された1週間となった。

今週の主役

ジョージ・ラッセル(メルセデス)

予選Q3でフェルスタッペンがクラッシュした際の黄旗スルー疑惑でポール獲得に物議を醸しながらも、FIAの審議を経て正式にポールを確定。決勝ではポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾り、チャンピオンシップ争いに本格的に名乗りを上げた。「毎周プッシュし続けた」と語る安定したレースぶりは、2027年もメルセデス残留が内定した背景とも相まって、今季の台風の目として際立つ存在感を示した。

注目の3トピック

フェルスタッペン予選クラッシュ&黄旗論争

Q3最終アタック中にフェルスタッペンがクラッシュ、その直後のラッセルのアタックが「黄旗区間を減速せずに通過した」としてフェラーリが抗議を示唆する事態に発展した。FIAは「通常の手順通りシングルイエローを提示した」と説明し、ラッセルのタイムは有効と判断されたが、フェルスタッペンは強く憤慨。フェラーリのバスール代表は「危険な判例」と警鐘を鳴らしつつも最終的に抗議を見送り、規則の盲点が改めて浮き彫りになった。

アストンマーティン・ホンダの深刻な苦境

アロンソとストロールは予選で最後列に沈み、決勝ではアロンソが3周遅れの18位完走、ストロールはERS系トラブルの疑いでリタイアと惨敗。アロンソは「状況は変わらない」と落胆せず前向きな姿勢を崩さなかったが、続く2戦も最下位争いを覚悟しており、夏休み前後まで大規模アップグレードを待つ忍耐の時期が続く。ホンダも新スペック投入までの道のりを着実に歩んでいると強調し、長期戦を示唆した。

フェラーリのADUOアップグレードと技術論争

フェラーリが「エキゾーストウイング」と呼ばれる規則の抜け穴を突いたダウンフォース確保デバイスを投入しているとして、FIAが来季からの禁止に向けた規則改訂を検討していることが明らかになった。また改良型ADUO(パワーユニット)はハースとキャデラックが見送りの方針とされ、導入チーム間に温度差が生じている。ルクレールは新アップグレードを「革命的ではないが正しい一歩」と慎重に評価している。

静かに動いていた話題

レッドブルでは主要スタッフ離脱の新たな噂が浮上したが、メキーズ代表はチームの層の厚さに自信を示した。フェルスタッペンのメルセデス移籍説はラッセルの「2027年も100%メルセデス」発言で事実上否定された一方、ブリアトーレは「唯一あり得る大物移籍はフェルスタッペン」と含みを持たせた。また元世界王者のガスリーがモナコGP再審請求でペナルティ取り消しを勝ち取り3位トロフィーを正式に手にしたほか、FIA会長の任期制限撤廃やF1インドGP復活に向けた政府組織設置など、グランプリ外のガバナンス・カレンダー面でも重要な動きがあった。

来週の見どころ

次戦は間もなく控えており、ラッセルとフェルスタッペンのタイトル争いが一層激化することが予想される。アストンマーティン・ホンダは引き続きアップグレード待ちの忍耐が続く中、レッドブルが今季最大のアップグレードパッケージを準備しているとされ、フェルスタッペンの巻き返しなるかが最大の注目点だ。

← 週報一覧へ戻る