ホンダF1、新仕様PUでオランダGP反撃へ
「1月になって性能不足を理解した」と苦境の内幕を明かしたホンダF1だが、アストンマーティンとの関係改善を確認しつつ、新仕様パワーユニットをオランダGPに投入して反撃を誓う。ホンダ・レーシングの折原GMが語った「かなりの自信」の背景に注目が集まる。
2026年8月3日〜2026年8月9日 (104記事を分析)
夏休みの静寂を破るフェルスタッペン去就劇とホンダPU反撃宣言――オランダGPへ向け、F1界は嵐の前夜に突入した。
マックス・フェルスタッペンのレッドブル残留問題
「第2の解除条項」の存在が報じられ、メルセデス移籍の憶測が再燃する中、フェルスタッペン本人は「ここにいる人たちと働くのが本当に好き」と残留を示唆。父ヨスも移籍報道を真っ向から否定し、母国オランダGPでの正式表明が濃厚となった。元F1ドライバーのベルガー氏も「移籍の選択肢は消えた」と断言しており、今季最大のドラマは一応の収束を迎えようとしている。
「1月になって性能不足を理解した」と苦境の内幕を明かしたホンダF1だが、アストンマーティンとの関係改善を確認しつつ、新仕様パワーユニットをオランダGPに投入して反撃を誓う。ホンダ・レーシングの折原GMが語った「かなりの自信」の背景に注目が集まる。
アストンマーティンがブランド権の過半数を譲渡する形で約1100億円規模の資金調達を実施。元チーム代表サフナウアーは「F1での成功を急ぎすぎた」と失速の原因を指摘し、IP移転を巡る訴訟警告問題も浮上するなど経営の混乱が続く。一方でニューウェイ体制への移行を見据えベテランのマッカローが今季限りで退団し、チームは再建の正念場を迎えている。
ノリスが今季初勝利を挙げ、91ポイント差の逆転タイトルへ反撃を宣言。一方でデビュー年に「プレッシャーに押しつぶされた」と苦悩を告白したアントネッリが選手権首位に立つという驚きの展開が続く。メルセデスは夏休み明けに大型アップグレードを投入予定で、後半戦はさらに混戦が予想される。
2027年シートを巡る争いが水面下で激化しており、キャデラックはカマラをボッタス/ペレスの後任候補として交渉を開始、ハースではフォルナローリがリードとも報じられた。F2首位のツォロフにはアロンソ陣営との契約による負債問題という衝撃情報も浮上し、F1昇格レースの複雑さを改めて示した。またF1の2026年Q2決算で営業利益が57%減と大幅減益となっており、商業面での課題も浮き彫りになっている。
次戦はオランダGP(ザントフォールト)で、フェルスタッペンの残留正式表明と新仕様ホンダPUの実力が最大の焦点となる。アルピーヌの「超重要」と称する大型アップグレードやウィリアムズの"全く別物"マシンも投入予定で、勢力図が大きく塗り替わる可能性がある。