アロンソ、45歳で歴史的入賞——アストンマーティン復調の象徴
フェルナンド・アロンソがオランダGPで9位入賞を果たし、直近50年のF1で45歳以上の入賞者として史上初の記録を達成。ニューウェイ代表の1ストップ戦略がズバリ的中し、新ホンダPUの信頼性問題を抱えながらも2ポイントをもぎ取った。アストンマーティンとの契約延長交渉は「今後数週間」で行われる見通しで、伝説の続きに注目が集まる。
2026年8月24日〜2026年8月30日 (146記事を分析)
ノリスが2連勝でタイトル独走を加速、ホンダ新PU問題とアロンソ伝説が彩ったオランダGP週。そして"帝王"マクラーレンとノリスの2030年への長期誓約が、F1の勢力図を象徴した7日間だった。
フェルナンド・アロンソがオランダGPで9位入賞を果たし、直近50年のF1で45歳以上の入賞者として史上初の記録を達成。ニューウェイ代表の1ストップ戦略がズバリ的中し、新ホンダPUの信頼性問題を抱えながらも2ポイントをもぎ取った。アストンマーティンとの契約延長交渉は「今後数週間」で行われる見通しで、伝説の続きに注目が集まる。
FIAがADUO第2回評価を発表し、ホンダを含むフェラーリ・アウディのICEがレッドブル(フォード)比で4%以上遅れていることが正式に確認された。ストロールは「ドライバビリティは本当にひどい」と厳しく評価する一方、ホンダ折原GMは「大きな信頼性問題なく走り切った」と一歩前進を強調。フェラーリはイタリアGPでの改良版PU投入(約15馬力増)でこの差を縮めようとしており、次戦が正念場となる。
ハジャーの手首負傷欠場を受けてオランダGPに緊急参戦した角田裕毅は、一時ポイント圏内を走る健闘を見せ、最終11位ながらチーム代表から「素晴らしい走り」と絶賛された。レース後は「僕を獲るべき、電話して!」と各チームに公開アピールし、2027年シートを持たないリスクも踏まえインディカーも「真剣な選択肢」と発言。その存在感はF1界全体に届いた一週間だった。
コラピントが2027年もアルピーヌでガスリーとコンビ継続することが発表され、来季ラインアップが一つ固まった。一方でレーシングブルズはF2首位のツォロフがイモラでF1初テスト(690km走破)し、ローソン&リンドブラッド続投が最有力とされる中で昇格争いが本格化。さらにFIAがロシア国旗・国歌の国際モータースポーツへの復活を決定したことにウクライナ自動車連盟が強く反発し、倫理委員会への苦情申し立てが行われるなど、競技外の政治的緊張も高まった。
次戦はF1の聖地・モンツァでのイタリアGP。フェラーリがミハエル・シューマッハー30周年オマージュの特別カラーで臨み、改良版PU(ADUO第2弾)を投入してホームグランプリで逆襲を誓う。メルセデスはアントネッリのPU交換でグリッド降格が濃厚なため、フェラーリとマクラーレンの真正面からのぶつかり合いに注目が集まる。