Week #37 週報

2026年9月7日〜2026年9月13日 (146記事を分析)

この週の話題分析

ドライバー TOP5

チーム TOP5

2026年9月7日〜2026年9月13日の431記事を集計

今週のひとこと

アントネッリが新設マドリンクを制し今季8勝目、選手権独走態勢を強固に。一方、角田裕毅はトラブルと接触に泣いた1週間だった。

今週の主役

キミ・アントネッリ(メルセデス)

自称「おばあちゃん走り」で慎重に序盤を乗り切ったアントネッリが、F1初開催のマドリンクで完勝。19番グリッドからの逆転優勝を飾ったイタリアGPに続き、今度は2番グリッドから盤石の走りで今季8勝目を挙げた。ポイントランキングでも首位を独走しており、メルセデス代表は「常に進化し続けるAIみたい」と絶賛。20歳の新星は89億円超の経済的価値を持つ存在として、F1界の顔へと急速に成長している。

注目の3トピック

初開催マドリンク:サーキットへの賛否と課題

マドリードの新サーキット「マドリンク」がF1初開催を迎えたが、ドライバーからは「オーバーテイクがほぼ不可能」「最も危険なサーキットのひとつ」と辛辣な声が相次いだ。6kmにも及ぶ超ロングピットレーンやトラックリミット違反の多発(FP1・FP2で各50回近く)など運営面の課題も露呈。アロンソは「まともになるのは2031年なんて待てない」と警告を発しており、サーキット大使のサインツも改善を約束するなど、初開催の熱気と現実的な問題が同居した週末となった。

ノリスのポール、しかし決勝でVSCに泣く

ランド・ノリスが0.011秒差という僅差でマドリンク初代ポールポジションを獲得。チームボス・ステラが「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛したキャリア最高クラスのアタックだったが、決勝ではVSC(バーチャルセーフティカー)のタイミングが最悪に重なり勝利を逃し3位に終わる不運に見舞われた。一方のチームメイト、ピアストリはタイヤグレイニングに苦しみ「リセットボタンを押してやり直したい」と今季の苦境を吐露した。

角田裕毅、スペインGPはトラブルと接触で散々な週末

FP1でパワステトラブルにより走行時間を失った角田裕毅は、予選でも不可解なグリップ不足に悩まされQ2敗退の15番手に留まった。決勝スタート直後にはサインツとの接触でマシンに火花が散るほどのダメージを負い、1周遅れの14位でフィニッシュ。レッドブルでのフルシート奪還をかけた代役出走3戦目で、ポイント獲得ならずという厳しい結果となった。なお、アウディはイタリアGPでの角田の10位入賞結果に対して正式に異議申し立てを行っており、前戦の結果も流動的な状況だ。

静かに動いていた話題

ライコネンの11歳の息子・ロビンがレッドブル・ジュニアチームに2027年から加入することが決定し、育成の世界で大きな話題を呼んだ。アロンソの去就問題は依然として未解決で、ドメニカリCEOが自ら現役続行を説得するという異例の事態に発展しているが、母国スペインGPでも来季についての発表はなかった。また、ハースの2027年シートをめぐりオコンが残留交渉を開始した一方、キャデラックF1ではボッタスの残留が明言されないなど、来季のシート争いが各チームで本格化しつつある。

来週の見どころ

次戦はアゼルバイジャンGP(バクー)が予定されており、負傷欠場中のハジャーの復帰が見込まれるかどうかが注目点のひとつとなる。アントネッリの独走を誰が止めるか、そしてアロンソの去就発表タイミングにも引き続き注目が集まりそうだ。

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