Week #38 週報

2026年9月14日〜2026年9月20日 (139記事を分析)

この週の話題分析

ドライバー TOP5

チーム TOP5

2026年9月14日〜2026年9月20日の231記事を集計

今週のひとこと

20歳アントネッリがスペインGPで今季8勝目を挙げチャンピオン王手、一方で"追い抜けないマドリンク"に批判殺到。2027年カレンダー発表や各チームの去就報道も飛び交い、F1界は来季へ向けた大きな転換点を迎えた週となった。

今週の主役

キミ・アントネッリ(メルセデス)

スペインGP決勝で今季8勝目を挙げ、ランキング2位ノリスに81点以上のリードを築いたアントネッリは、史上最年少チャンピオン誕生に王手をかけた。ウォルフ代表が「最大の敵は信頼性」と警戒を緩めないなか、ピット判断を自ら下した20歳の決断力はロズベルグやベッテルら歴代王者をも唸らせている。ロズベルグが「世代を代表する逸材」と絶賛するなど、その評価はF1界全体に広がっている。

注目の3トピック

マドリンク初開催、追い抜き不能で大炎上

F1スペインGP初開催となったマドリードの新サーキット「マドリンク」は、ドライバーから「高速版モナコ」「危うく寝落ちするところだった」と酷評を浴びた。オーバーテイクがほぼ不可能な設計に主催者も改修の意向を示し、設計者自身も「自由に設計できたわけではない」と釈明する事態に。FIA会長はバルセロナとの共存を支持しつつも、一戦だけで来季の改善が急務となっている。

2027年F1カレンダー正式発表、日本GPで初スプリント

全24戦・史上最多10戦のスプリント開催となる2027年F1カレンダーが正式発表され、日本GP(4月9〜11日、第4戦)とモナコGPでも初のスプリントレース実施が決定した。ポルトガルとトルコが待望の復帰を果たし、最終戦はアブダビからイモラへの変更説が「公然の秘密」として浮上している。F2のバクー戦で異例の3レース開催が組まれるなど、カレンダー再編の余波は各カテゴリーにも及んでいる。

アロンソ2027年続投問題、FIA会長まで動く異例の展開

アストンマーティンとホンダのパワーユニット問題を背景に、フェルナンド・アロンソの2027年去就が業界全体の関心事に発展。FIA会長ビン・スライエムが「絶対に容認できない」とアロンソ引退阻止に乗り出し、自らアロンソと会談するという異例の事態となった。アロンソ本人は「将来に楽観的」としながらも即断を避けており、ホンダのPU競争力向上がカギを握る構図が続いている。

静かに動いていた話題

ホンダがF1パワーユニット開発トップ(LPL)を角田哲史氏から深尾洋一朗氏へ10月1日付で交代させる人事を発表し、体制刷新で競争力回復を急ぐ姿勢を示した。またメルセデスはウォルフ代表がラッセルとの契約延長を「もう済んでいる」と明言、一方でアルピーヌはメルセデスの元テクニカルディレクター、マイク・エリオットをCTOとして招聘しF1復帰が決定した。フェラーリ育成のディーノ・ベガノビッチはF1昇格構想から外れたと報じられ、各チームの2027年に向けたドライバー・スタッフ陣の布陣が水面下で急速に固まりつつある。

来週の見どころ

次戦はバクー市街地コースで行われるアゼルバイジャンGP(決勝は異例の土曜日開催)で、ハジャーの手首骨折回復状況次第では角田裕毅が4戦連続出場となる可能性がある。ウィリアムズの限定的アップデート投入や各チームの新フォーマット対応も注目されるなか、アントネッリが王座を手繰り寄せるかどうかが最大の焦点となる。

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